日本国債の新規発行利金率や既発債の利回りが急騰している。
30、40年債利回り史上最高 超長期国債、売り加速
償還までの期間が10年を超える超長期国債の金利が急騰している。
20日の東京債券市場で、30年物国債の流通利回りが一時3.140%、40年物国債が3.600%に上昇(債券価格は下落)し、いずれも史上最高を記録した。参院選を控えて消費税の減税論が広がり、財政悪化が意識される中、20日に実施された20年物国債入札が不調だったことから売りが加速した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e994b93632ef1c48b8268bbd879f405401cb9db7
米国債にライバル登場、利回り上昇した日本国債に存在感-ドイツ銀
投資家の需要を巡る米国債のライバルとして日本国債の存在感が増している。日本国債の利回りが上昇し、国内投資家にとっての魅力が高まっているという。
日本の財務省が20日に実施した20年利付国債入札は不調となり、超長期国債の利回りが軒並み急上昇した。日本銀行が巨額の国債買い入れを縮小する中、投資家不在への懸念が強まった格好だ。30年国債利回りは1999年の入札開始以来、過去最高となる3.14%を付けた。
利回りの上昇はバンガードやRBCブルーベイ・アセット・マネジメントといった国外投資家を引き寄せており、国内投資家も後に続く可能性がある。
「日本国債の価格低下は米国債市場に影響し、より深刻な問題になる」とサラベロス氏は指摘。「日本の資産が国内投資家にとって魅力的な選択肢となれば、米国からの資金流出がさらに進む可能性がある」と続けた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2f87b28cf68db8291652f1843d39707381137258
ここで述べられている5月20日の20年国債については、財務省の情報公開で
20年利付国債(第192回)の入札結果
1.名称及び記号 利付国庫債券(20年)(第192回)
3.表面利率 年2.4パーセント
4.発行日 令和7年5月21日
5.償還期限 令和27年3月20日
6.価格競争入札について
(2)募入決定額 7,509億円
(3)募入最低価格 98円15銭
(募入最高利回り) (2.540%)
https://www.mof.go.jp/jgbs/auction/calendar/nyusatsu/resul20250520.htm